吸音材がない空間
→音の跳ね返りが強い
保育園や幼稚園を中心とした教育現場での音環境改善への対策が求められています。音環境が悪いと園児の発育に悪影響を及ぼしたり、保育士のストレスの元凶となります。当問題の解決のために、当社の製品(アコースティック・ミュートボード)がどのような役割を担うのかについて、解説させていただきます。
下記のように、教育現場では様々な音が溢れかえっています。一般的な保育園・幼稚園の騒音レベルは80db(騒がしい街頭)~最大100db(地下鉄の車内)の音量が発生していると言われ、大きな悪影響を及ぼしています。
室内を落ち着いた音環境にすると下記のような様々なメリットがあります。
これにより、園児にも保育士にも快適な保育環境を提供することができるのです。
教育環境の注意喚起は多方面から叫ばれています。
2016年7月5日の日本経済新聞夕刊に掲載された記事では、教育現場における騒音レベルの日本と海外比較を例に、日本は音環境対策が世界的に遅れていることを指摘しています。
http://style.nikkei.com/article/DGXMZO04418720U6A700C1NZBP00
その他にも、様々な大学・研究機関が論文などで注意喚起と吸音材を使用した対策の推奨の声が挙がっています。
待機児童問題の解決のために狭いスペースを使った施設が増えていますが、子どもたちと保育者の「音環境」という新たな問題が噴出しています。
劣悪な音環境は、子どもたちの言語発達や聴力発達への悪影響、睡眠不足による免疫力の低下などの危険性を孕んでいます。また、その環境で働く保育者への影響も見過ごせません。言葉を伝える際に大声を出すことで喉を痛める人や、難聴気味になる人もいるとのこと。
この現状に対して、明治大学理工学部の上野佳奈子教授は、建築音響学の立場からアプローチしています。「吸音材」の開発支援・導入促進や、音環境に関する設計ガイドラインの検討により、理想的な音環境の実現を目指しています。
(seadas Webサイトより抜粋)
アコースティック・ミュートボードを室内に設置することで、室内に反響音のない空間を作り上げます。
→音の跳ね返りが強い
→音の跳ね返りが弱い
教育現場での導入事例をご紹介します。教室内は過度に音を反響させる素材が多いですが、それに負けない吸音力を発揮し、ご満足いただいております。